投資を、科学する。|Dollars Lab.

米国株インデックスS&P500に連動した投資信託に重きを置き、資産1億円を形成することを目指すブログ。投資の歴史を科学的に検証し、データに基づいた投資法を提供する。

【お知らせ】当ブログは移行しました

いつもアクセスありがとうございます。

 

この度、はてなブログからWordPressへブログ内容を移行させていただく運びとなりました。

 

はてなブログ内での投稿内容は全て新ブログへ移行済みです。

 

新ブログURLは下記になります。

 

https://dollars-lab.com/

 

新ブログもよろしくお願いします。

 

あなたのお金について、あなた以上に本気で考える人はいない。

 

世の中にはいかにも「私は金融に詳しいですよ!」といった肩書の人たちがとても多く存在します。
銀行員や生命保険販売員、不動産業者など。


お金の知識なんて全然ない自分から見た彼らは、適切なアドバイスをくれる心優しい善人に見えてしまうかもしれません。

 

しかし、一瞬立ち止まって考えなくてはなりません。
彼らは何らかの金融商品を売っているのだということを。

そして、その金融商品がいずれかの形で売れることによって、彼ら自身の生活が成り立っているのだと。

 

この世の中には投資に関する数々の名著が存在します。


そしてそのどれもが、

「お金を増やそうと思ったらアドバイザーを雇ってはいけない」

と最初のページかその次あたりのページか、念を押すために最後のページにも書いています。太字で。

 

投資における最大の敵は、コストなのです。
自称金融に詳しい人間達は我々にコストという重荷を背負わせて、自分たちだけその甘い蜜を吸っていることを理解しなければなりません。

 

たとえあなたがそうした金融に詳しい職業に就いたとしても、相手のお金を自分のお金と同じくらい大事には考えられないでしょう?

 

 ほぼ全ての金融商品は米国株インデックスの利回りに勝てない

 

以下に、ある程度身近だと思われる金融商品の利回り一覧を掲載します。

 

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もちろんこの表はあくまでも一般的もしくは平均的な利回りを示したものです。

 

特にFX等では瞬間的にであれば、米国株インデックスの想定利回りであるところの6.0~7.0%を超えることも可能ではあります。

 

しかし、例えばFXで10.0%の利回りを実現できたとして、それを20年30年続けることがどれほどまでに困難なことか想像してみてください。

ある瞬間だけは米国株インデックスに勝つことがあったとしても、長期的な目で見た場合にその勝率は恐ろしく低いものになってしまうのです。

 

上記の表には元本保証が謳われている商品もあります。

元本保証の性質自体はとても素晴らしいことです。

しかし、元本保証が意味を成してくるのはリスク資産を必要としない老齢期に突入した時ではないでしょうか。

 

我々は米国株インデックス長期保有の有用性を知っています。

その知識がある今、いくら元本保証が謳われていようと、低い利回りでその商品を手にする意味があるでしょうか。

 

お金の使い方はもちろん個人の自由です。

私があなたのお金の使い方に口を出す権利はありません。

 

だからこそ、「あなたのお金について、あなた以上に本気で考える人はいない」のです。

他人のお金の使い方に口を出す権利がどうこうなどというのは言い訳に過ぎません。

極論を言ってしまえば、「自分のお金じゃないから儲かろうが損をしようがどっちでもいい」訳です。

 

だからこそ、自分で知識を吸収し、自分の意志で市場に投資し、周りが何と言おうとそこから退却しないことが大事なのです。

 

 ローン?奨学金?そんなものは借金の言い方を変えただけの体の良い言い訳だ

 

マイホームを持つのが夢だったり、良い大学に入りたくても貧しかったり、人間のライフステージにはお金の問題がつきまといます。

そんな悩みを解決してくれるのが、ローンや奨学金という素晴らしい制度……などと考えてはいないでしょうか。

 

ローンも奨学金も周りがみんな組んでるし、むしろ組まない自分は異端なのではないかと疎外感を感じたりしてはいませんか?

 

もしあなたが今、なんの負債も背負っていないならとても幸運です。

ローンも奨学金も、要は借金でしかないのですから。

 

借金は自己責任の部分も大いにあると思います。だからこそ、そういった負債を抱えてしまったのなら、間違いなく返済はするべきです。

 

しかし、私はとても恐怖を感じます。

お金の知識など微塵もない18歳の子供にほとんど自動的あるいは強制的に奨学金ローンを負わせることを。

 

奨学金を受けないと大学に通えないならそもそも進学するべきでは無い、なんて話をするつもりはありませんが、この奨学金という制度には道徳性のかけらもありません。

 

 まとめ

 

米国株インデックスの優位性を理解し、投資資金を確保するために借金を避ける。

たったこれだけのことで、少なくとも豊かでない人生を回避することができます。

 

その二点を守れたら、そこからはあなた次第です。

自分のお金のことは自分が一番本気になれます。

 

サッカーの理想のフォーメーションを妄想している時やゲームの最強装備を考えている時が実は一番のめり込んでいるように、ポートフォリオのアセットアロケーションを考えている時が一番真剣だったりするものです。

 

 

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下落相場でこそ自分ルールを再確認すべし

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コロナショックと銘打たれた今回の全世界同時下落相場ですが、なんと驚くべきことに「S&P500指数が10%の下落に至るまでの期間が過去最速」とのことです。

 

www.bloomberg.co.jp

 

私個人にとっては、株式投資を始めてから最初の下落経験になります。

ただ、悲観はしていません。

「下落ありきで永久保有すれば6.0~7.0%の利回り」になる前提で長期投資に参入したからです。

むしろ、この米国株という世界を知ってからわずか5カ月という資金の少ない状態で下落を経験できたのは、ありがたいとすら言えるのかもしれません。

 

インデックス連動での長期投資を謳っていたツイッターやブログ、YouTubeなどの方々でも投資の場から脱落してしまった人も相次いでいるようです。

なぜ長期投資の世界から姿を消すことになってしまったのか。

彼ら(もしくは彼女ら)に共通することとして

 

・リスク許容度が自分の限界を超えていた

・年利6.0~7.0%の勘違い

・投資に対する自己ルールが曖昧だった 

 

この三点が見受けられるように感じました。

 

今回は投資に対する自己ルールについて、私自身、そしてみなさん自身ももう一度見つめ直す良いきっかけになればと思い、筆を執ります。

 

 自分ルールを作るにあたって

 

まず大前提として、ルールを作る必要性とは何なのかを考えてみます。

必要性が理解できなければ、ルールの構築に至れなくて当然ですよね。

 

ルールがなぜ必要なのか。

それは

どんな状況に対してもセーフラインとアウトラインを引くことで、感情に左右されない状態を作り出す

ことができるからです。

 

普段どれだけ紳士的なプレーをするアスリートでも、そのスポーツのルールを破ったら反則を取られます(絶対的なアウトライン)し、傍若無人で態度の悪い選手でも、ルールの中でならどれだけ暴れようと誰も咎めることはできません(絶対的なセーフライン)。

 

人間とはあまりにも感情的な生き物で、頭では分かっていてもついつい弱気になったり強気に出たりしてしまいます。

今回の下落相場はそんな人間の弱気部分を引き出すのに十分な効果を発揮してしまいました。発揮しすぎてしまったと言っても良いくらいです。

 

確実なセーフラインとアウトラインを作っておくことで、相場に対してもちろん感情は動かされますが、意思決定がそれに流されることはありません。

 

ルールを作ることで、自分の資産と人生を守ることにつながるのです。

 

 ルールを完遂しやすくするために

 

 自動積立設定

 

投資ルールを作ることの重要性は分かりました。

しかし、いくらルールを作ったところで達成するのにあまりにもレベルの高いことを要求されるようでは続きません。

 

野球を始めたばかりの小学生がイチローと同じ練習をしたとしても、3日と続かないように。

 

現代のインデックス長期投資は必要努力値がとても抑えられていて、参入しやすく続けやすい環境が整っています。

なぜなのか。月々の自動積立設定のおかげです。

 

もちろん最初に設定をしなければ自動で積み立てられるようにはならないので、その点で面倒さはあるでしょうが、一度設定してしまえばあとは上昇相場だろうが大暴落だろうが、寝ていようが遊んでいようが強制的に一定額を投資することができるようになります。

 

(個人的な意見を申し上げますと、この自動積立設定すら億劫で爆速で資産増大したいような人はそもそもインデックス投資に向いていないと思いますが)

 

自動積立設定を完了してしまえば、毎月の目標入金額をかなり安定して達成することができるでしょう。

 

 ルールの明文化

 

頭では「○○の状況になったら△△しよう」と分かっていても、なかなかその通りにならなかったり、「□□という新たな要素が加わる」事態になってしまったり、我々人間の行動に混乱を仕掛けてくるのが世の常です。

 

株式投資においてもそれは一緒で、「下落(○○)の状況になったら買おう(△△)」と思うのでしょうが、「何%下がるまで待てば良いんだろう……?(□□)」という混乱を招きかねません。

 

そうした事態に陥らないように、自分のルールを明文化してよく理解しておくことが大切です。

 

 私のルール

 毎月月初に積み立て、入金額は最低10万円(内5万円は楽天自動積立)
 余剰資金が発生したら即日〈eMAXIS Slim米国株式S&P500〉を購入
 生活ストレスを高めてまで無理に余剰資金を作ろうとしない
 下落相場だろうと上昇相場だろうと上記三点を守り抜く

 

月初に積み立てさえ行えばあとは余剰資金が発生しない限り基本的には暇です(笑)

 

具体例として余剰資金が発生するとはどういった場合のこと指すのかですが、最近起こった事例としてはこんなことがありました。

 

私の勤めている会社では、土日の出勤者で集まってお昼ごはんに蕎麦を出前で頼むのが慣例化しています。

中には愛妻弁当を持ってくる方もいらっしゃって、お昼ごはんの用意が無い者同士で注文するような感じです。

投資を始める前でも、基本的には一番安いメニューである700円の蕎麦を頼んでいたのですが、実はその蕎麦、特段おいしいという訳でもないんですよね(汗)

なので、出勤前にコンビニでおにぎり3個、合計340円で賄ってみました。

 

本来700円かかるところが340円で済みましたので、差し引き360円の余剰資金が発生した訳です。

当時の私はみんなが蕎麦を食べるのを横目に、ニヤニヤしながら〈eMAXIS Slim米国株式S&P500〉に入金していたでしょう。

 

ストレスのかからない節約で、すべての面でプラス方向での余剰資金を発生させることができました。

 

 まとめ

 

ルールの重要さを理解し、無理のない範囲で実施する。

もちろん、運用していく中で変更すべき点は変更する必要も出てくるでしょう。

 

大事なのは「ルールを定めて確実に積み立てを続ける態勢を取ること」です。

自分の投資環境に疑問を感じたら自分のルールを再確認し、見直してみてください。

 

あ、今とても良いルールを思いつきました。

 

 迷ったらこの記事を読み返す

 

 

 

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【楽天経済圏】この時代に生きててよかった。あなたも、私も。

 

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私は楽天証券を用いて投資を行っています。
証券会社として楽天証券を選んだ理由が2つあります。

 

・ポイントで投資ができる
・証券会社のみならず系列サービスのあらゆる対応が迅速

 

SBI証券、SMBC日興証券、松井証券、楽天証券と4つの証券口座を開設して、楽天証券のポイント投資がどれだけ優位性があるのかということを身を持って知りました。


さらに、楽天系列のサービスが実は数えきれない程に存在していて、楽天会員登録をしているとそのほとんどすべてがポイントを取得するのに倍率がかかります。
この系列サービスを利用することで知らず知らずのうちに倍々ゲームでポイントが貯まり、そのポイントを投資に回すことで本来の収入+αの入金力を叩き出すことができるのです。

 

楽天系列のサービスは本当に多岐に渡りまして今回すべてのサービスをご紹介はできませんが、私が利用しているものだけでも紹介できればと思います。

 

 楽天証券


まずは楽天証券です。
後述する楽天カードから積立投資をするように設定することで、積立額100円毎に1ポイントが還元されます。


以下で紹介する系列サービスで得られるポイントは、すべてここに集約させます。


証券会社の口座開設など初めてだった私はネットで開設しようとしましたが躓き、サポートセンターへ電話をしました。
その時の対応が非常に丁寧で、今後も何かあった時はサポートに電話すれば大丈夫だなという安心感を得られたのも楽天証券を愛用していこうと思わさせるものでした。
他証券会社を悪く言う訳ではないですが、SBI証券とSMBC日興証券に比べて圧倒的に対応が丁寧でした。

 

 楽天銀行


証券会社に口座を開設したら入金するための銀行を選ぶ必要がありますが、楽天が提供している楽天銀行を選べば間違いありません。
他銀行→楽天銀行→楽天証券への入金ルートを辿ることで、各→のタイミングで100円につき1ポイントが還元されます。


また、楽天証券と楽天銀行を連携させるマネーブリッジというシステムを使うことによって、預金金利を0.01%→0.1%へとアップグレードさせることができます。
※他銀行の預金金利は0.01〜0.03%程度です。

 

 楽天カード


楽天カードマーーーーンで有名な楽天カード。
このクレジットカードに対する一般的な評価は「最もグレードの低いクレジットカード(笑)」といったころでしょうか。


審査もかなりゆるく、誰でも持てるクレジットカードと評されています。


しかし、侮ることなかれ。


通常のショッピング利用で100につき1ポイントが還元されるのはご存知かと思います。
これだけでは「クレジットカードが無い人がとりあえず保有しておく1枚」に留まりますが、楽天系列のサービス内では条件によりますが

 

通常ショッピングのポイント + 楽天サービスでのポイント = ポイントの倍々ゲーム

 

の恩恵を得られるようになります。


楽天カード以外で支払いをした場合は500ポイントしか取得できなかったが、楽天カードで支払ったら800ポイント貯まったみたいなことが起きる訳です。

 

 楽天スーパーポイントスクリーン


スマホのロック画面が楽天から提供される広告になって、ロック解除で1ポイントを取得できるアプリです。


実はこれかなりコスパが良くて、他のロック解除でポイント加算されるアプリに比べて還元率が高いんです。
実際に私が使ったことのある他のポイントスクリーンアプリと楽天スーパーポイントスクリーンを比較してみます。

 

アプリA
ロック解除で3点取得。
5000点でamazonギフト券300円と交換。

 

アプリB
ロック解除で1〜3点取得。
10000点でamazonギフト券500円と交換。

 

楽天スーパーポイントスクリーン
ロック解除で楽天ポイント1ポイント取得。

 

ロックを解除したその時点で即時使える1ポイントが取得できる上に、レートが良い。
さらに楽天スーパーポイントスクリーンアプリ内で提供されている30秒の動画広告を閲覧することで、さらにポイントを貯めることができます。


即時性のあるポイント取得という点が偉すぎる。なんだこのスーパーアプリ!!!

ただ、電池の消費をかなり加速させるのと、たまになぜか激重になってロック解除に時間がかかるという難点も……。

 

 楽天ウェブ検索


PCにインストールまたはスマホでのアプリ利用によって、ブラウザ(インターネットを見るやつ)の検索欄が楽天検索に切り替わります。
インターネットで検索することによって、楽天ポイントを取得できるサービスです。

 

ポイント取得方法がちょっと特殊で、1検索でポイント獲得権利1口ゲット、口数によってポイント獲得確率が上昇し、翌日にポイント反映といった感じです。
感覚としては10口応募 = 10検索で翌日2ポイント獲得といったところでしょうか。


ポイントをガッツリ稼ぐために導入するタイプのサービスではないことだけは理解しておく必要があると思います。


また、普段からGoogleやYahoo、bingなどの検索窓を使っていると、この楽天検索に違和感を抱く方も多いかと思います。
日常生活の中の検索というちょっとした行動をポイント取得に利用できたらほんの少し良いかもな〜といった感覚で利用できる方向けです。


私はPCを24時間稼働させているような重度のPCヘビーユーザーなので、PCのGoogle検索→楽天検索への住み替えはストレスがかかりすぎて断念しました。
スマホアプリの方は不自由なく快適に使えています。

 

 楽天インサイト


自身がアンケートモニターになってアンケートに答えていき、報酬として楽天ポイントを貰えるPCサイトおよびスマホアプリです。


アンケートは5分程度で終わるものから30分近くかかるものまで幅広いです。
設問数の多いアンケートほど、最終的に貰える報酬ポイントが多いです。


また、アンケートモニターとは別に座談会チックなものも催されており、指定された場所へ実際に赴いて、他の参加者と2時間程度に渡り指定された商品やサービスについて意見交換をするといったもののようです。


私の居住区内では開催されておらず実際に参加したことはありませんが、報酬ポイントが6000〜10000と時給換算すると5000円程度になる場合もあるようです。

 

 楽天Mobile


楽天が提供するいわゆる格安simによりスマホを利用するサービスです。

 

楽天Mobileのすごいところは、安いのはもちもん利用料金100円毎に1ポイントが還元され、さらにポイントで利用料金を支払うことができるという錬金術じみたことができてしまう点です。


さらに、楽天Mobileを契約していることで楽天市場でのショッピングで100円につき2ポイントの還元を受けることができるようになります。

 

 楽天でんわ


楽天が提供するスマホ用の通話アプリです。
特色はいくつかあるのですが、私が好んで使っている理由は「通話料100円につき1ポイント」という点。


上記楽天Mobileの項目で紹介しましたが、楽天Mobileは利用料金100円につき1ポイントが還元されますが、通話をすべて楽天電話で行うことでその通話料の分は追加でポイントが取得できるので、ここでもポイントの倍々ゲームが発生します。

 

具体的にはスマホ利用料金が1800円だったとしてその内の300円が通話料金だった場合

 

1800 ÷ 100 = 18ポイント
300 ÷ 100 = 3ポイント
18 + 3 = 21ポイント

 

といった感じで、本来18ポイントだったものが楽天でんわアプリの利用によって3ポイント追加され合計21ポイントととなり、ポイントの二重取りが実現します。

 

会社提供の携帯電話やスマホをお持ちでない営業職の方は、これで楽天ポイントをガンガン貯められそうです。

 

 楽天room


楽天roomのマイページ内に楽天市場の商品を並べることができ、誰かがそのマイページ経由で商品を買うことによりその商品の値段100円につき1ポイントが自分に還元されるというサービスです。


いわば、自分のアカウントをウィンドウショッピング化できるアプリという訳ですね。


最初に一度設定するだけで、いつの間にかポイントが入ってくるこういう仕組みはほぼ不労所得と同様なのでありがたいですね。

 

あとはこの楽天roomにはちょっとした賢い使い方があります。

ある人と同盟を組んで、楽天市場での買い物は常に同盟同士の楽天roomを経由して行うことです。

例えば、妻と夫で楽天roomを行き来しあって、買い物を必ず配偶者の楽天room内から購入するということにすれば2馬力で楽天ポイントを貯められてしまうという訳ですね。ゴイゴイスー!

 

 楽天チェック


以前に一度ご紹介したことがある楽天チェック。
アプリ内で提携している店舗に赴いてアプリを起動するとポイントが獲得できるというものです。

 

dollars-lab.hateblo.jp

 

主にローソンや書店が多いように思います。
出勤前や散歩の途中などに特定の場所に寄る人にとっては、日常の一部をストレス無しにポイント取得に利用できるのでお得感があるかもしれませんね。

 

 楽天Pay


コンビニやマクドナルド、ドラッグストア等の楽天Payの支払いに対応している店舗で利用できる決済方法です。


楽天Payアプリにクレジットカードの情報を登録することで、楽天ペイで支払った金額をクレジットカードの請求額に合算します。


楽天Payを利用して支払いを済ませた場合、200円の買い物毎に1ポイントが還元されます。
ということは、楽天Payに紐付けるクレジットカードを楽天カードに設定することによって、楽天カードでは100円につき1ポイントの取得、さらに楽天Payでの200円につき1ポイントの取得も加算されるので、ここでも楽天の必殺技である倍々ゲームが適用されちゃいます。

 

単純にコンビニで1000円使ったとして

 

1000÷100=10ポイント
1000÷200=5ポイント
10+5=15ポイント

 

というように、本来10ポイントの還元だったものが楽天Payの利用により5ポイント追加で合計15ポイントの獲得につながります。

 

 

 楽天カード利用明細


楽天カード、楽天Edy、楽天Payでの決済をまとめて明細化してくれるアプリです。


家計簿機能も付属していて、複数アプリで管理しなくて良くなるので非常に機能的です。
また、このアプリ内でもポイント獲得キャンペーンの詳細やポイント獲得ミニゲームを実施しているので、毎日ログインすることで2ポイントや3ポイントずつコツコツ貯めていける仕組みになっています。

 

 楽天ポイントクラブ


現在保有している楽天ポイントを可視化してくれるアプリです。


どのサービスで何ポイント獲得したのかが明確に分かるので「このサービス、あの時間かけてこの還元率か。ちょっと考え直そう」といった感じで、自分のスタイルに合わせたポイントの貯め方を見つめ直す良い機会を作ってくれます。


楽天カード利用明細と同様に、アプリ内でキャンペーン確認もできるのでポイントの取得忘れが起きづらくオススメです。

 

 まとめ

「楽」の字がゲシュタルト崩壊してしまったのは私だけでしょうか(笑)

この他にも楽天は様々なサービスを展開しています。

私もまだまだ楽天初心者。自分の生活に取り入れられそうなものがあれば積極的に導入し、これからもみなさんにブログ内で紹介できればと思っています。

 

それでは、良いポイントウハウハライフを!

 

 

 

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【運用状況報告】2020.02 ポートフォリオ

 

表題は2020.02となっていますが、運用記録自体は1月からつけていました。

今回は1月分と2月分をまとめて掲載。

 

 ポートフォリオ

 2020.01

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 2020.02

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運用開始は2019.10~。

債券保有先としてBNDを選択していましたが、アロケーション構築を考える上でレバレッジのかかっていない債券を保有するのはまだ当分先で良いと判断。

2020.02頭に〈BND〉を全売却。

また、この頃にジョン・ボーグルの『インデックス投資は勝者のゲーム』を購読し、「米国の全企業の株を保有することの優位性」を認識。

それにともなって、〈楽天・全米株式インデックス・ファンド〉の保有を決定。

 

 

 

 資産推移

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世間的には下落相場であるが、積立額がまだまだ少ない現状では目に見えてダメージを負っている感じは無し。

※永久保有前提なので、下落ありきのリターン6~7%想定なので特段気にもしていないが。

 

 余談

私は現在、ポートフォリオの作成にOpenOffice Culcを使用しています。

有料・無料問いませんので、ポートフォリオ作成に適したソフト等をご存じの方、このブログへのコメントやツイッターへのリプライを頂けると大変嬉しく思います。

 

 

 

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正確なアセットアロケーションを構築するのに、科学はいらない。

ポートフォリオにおけるアセットアロケーションの構築について正解というものは恐らく存在しないでしょう。
なぜなら、我々投資家は皆それぞれに投資に対するスタンスが違うからです。

 

 アセットアロケーション

運用する資金を国内外の株や債券などにどのような割合で投資するのかを決めることを言う。 アセットとは「資産」、アロケーションとは「配分」という意味。

ある人は、まだ20歳で、いくらリスクを背負おうと向こう40年のリターンで替えが効く人。
またある人は、70歳を間近に控え、リターンを望まない代わりにリスクを最小限に抑えたい人。

 

毎月の投資可能額が5万円の人もいれば、毎日平気で500万円つぎ込める人だっています。

 

投資家はそれぞれ、目的とリスク許容度が違うのです。

 

 長期保有で得られるリターンは、どのファンドを選んだかではなく、どの配分で株式と債券を保有していたかで決まる


あなたが今、生涯に渡って米国株長期投資を行う決断をしたとしましょう。

次に行うこととして最も優先されるべき事は何でしょう?
資金の調達?それとも証券口座の開設?
はたまた「最短でブチ上げる!株式投資の鉄則!」みないな本でも読んで、いっぱしの投資家になった気分を味わうことでしょうか。


違いますね。
ベンジャミン・グレアムも言っています。
ポートフォリオの内どれだけを株式として保有するか、そして残りのどれだけを債券に振り分けるかを考えるのだ、と。

 

今ここにあなたと時を同じくして米国株長期投資を決断したあるひとりの人がいたとします。

 

あなたとその人は、投資にあたりS&P500連動インデックスに重きを置きながらもある割合で個別株を購入しつつ、債券の重要性も認識していました。

 

長期投資を思い立った日から20年が経ち、お互いに(もちろん相手の存在は知らないながらも)リターンを得て株式市場から引退しました。

 

さて、あなたと見知らぬその人は投資に対して「S&P500に連動させ、債券で下落を免れる」という思考は一致していましたが、個別株に対しては「異なる考え方」を持っている状態です。


ここであなたと見知らぬ誰かの最終リターンを開示します。

 

あなた:年利6.2%
だれか:年利6.8%

 

お互いにしっかりと米国株長期投資の想定リターン5%以上を獲得していますが、あなたとだれかにはほんの少し利益の差がありました。

偶然にもいつの日かこの事実を知ったあなたは、利益の差が生まれた原因をこう考えるのではないでしょうか。

「きっと個別株の選択の差だな」


だってそうですよね。
あなたとだれかは「S&P500に連動させ、債券で下落を免れる」方針は一緒だったのですから。
違ったのは、個別株の選択だけですものね。

未来のあなたはそう分析して静かな余生を過ごすのでした。

あなたとだれかの投資スタンスには、まだひとつ異なる点があることに気づかぬままに。

 

 

あなたは市場価格を毎日チェックし

その値動きに連動してポートフォリオの90%を株式で保有したり、ある時は株式を15%まで減らし85%を債券で保有したり

その時々に最高のリターンを得られるであろうことを夢見てポートフォリオを組み替えていたのです。

 

反面、だれかは市場に全く興味を示さず、

初めて投資を開始したその日から株式:債券 = 70:30の割合

のポートフォリオを生涯貫き通しました。


暴落時に保守的なポートフォリオに移行したり、上昇相場の勢いに乗ろうと革新的なポートフォリオを組み上げようとすることは、かえってリターンを減らすことにつながってしまう可能性が高いと言われています。

 

 アセットアロケーションを固定すべきか柔軟に変化させるべきか

 

アセットアロケーション固定させることはリスクを限定(想定)させやすいというメリットがあります。

 

逆にアセットアロケーションを市場変化に応じて柔軟(本人だけがそう思っている場合がほとんど)に変えていくことは、利益増に繋がるかもしれないが、そうならないかもしれません。

そして大半の場合、それはそうならない可能性の方が高いことがほとんどです。

これまでも当ブログ内で書いてきました。

自分を特別な存在だと思うなと。

 

dollars-lab.hateblo.jp

 

株式市場という(短期的に見れば)荒波の中で、柔軟あるいは戦術的な変更は慎重に慎重を重ねる必要があり、ある種の予見能力が備わっていなければ、手を出すべき領域ではないのです。

 

 リスクの高いアロケーション = リターンの大きいアロケーション という幻想

 

アメリカ経済が今後も永きに渡って成長を続けることはほとんど確実でしょう。

 
市場価値というものは配当利回りと利益成長から成り立つものでありますが、アメリカにおいてはその推移とGDP(国内総生産)の推移が0.96の相関関係にあり(完全相関は1.00)、その驚異は相関だけでなく市場規模の拡大スピードにも言えるからです。
 

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もちろん、短期的に見ればその市場価値は急激な上昇を見せることもあるでしょうが、長期的に見た場合、やがて平均へと収束するでありましょうし、そうならなければおかしいと考えるのが最も合理的です。
平均回帰の法則ですね。
 
世界的な証券会社バンガードの創設者であるジョン・ボーグルは、88歳という年齢の時分に、若き投資家に対して以下のような言葉を残しています。
 
-私のポートフォリオでは株式:債券を50:50の割合で保有しているが、私はこのアロケーションに満足している。
しかし、株式を保有しすぎだと不安になる時と、株式が不足していると感じる時は五分五分であると告白しよう。-
 
あなたやあなた意外の誰かは、何かの指針に従ってポートフォリオを構築するでしょう。
そしてある時はあなたの喜ぶ市場になり、またある時はあなた以外の誰かが喜ぶ市場になる。
 
 
株式市場という荒れ果てた海原に航海に出たことを後悔はしていないでしょう?
株式市場という星のない大空で頼りになるのは長期保有というダイヤモンドだけなのです。
 
 

 まとめ

 
世界的な投資家でさえ自分のポートフォリオには不安を抱くものだということが分かりました。
 
自分の信じるポートフォリオを構築し、それを無闇に取り崩さず、ただじっと粛々と積み立てる。
その時々の市場変動に一喜一憂するのではなく、20年後30年後を見据えてアロケーションを熟考しましょう。
 
株式:債券。
50:50なのか75:25なのか。
未来の自分を後悔させない選択を。
 
 

 

 

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10万円天引き法こそ最強の投資術

 

サラリーマンの方は米国株長期投資に臨むにあたり、ドルコスト平均法を採用している方が多いかと思います。

私もご多分に漏れずその一人です。

 

投資に際して、その達成目標金額は各人さまざまあると思いますが、私は1億円というところに目標を定めています。

年数としてざっと35年くらい先のことになるかと思いますが。

 

1億円という目標を達成するにあたり愚直にS&P500積立投資をしている訳でありますが、私の年齢からすると月々11万円を積み立てることでなんとか達成できる(可能性がある)ラインになります。

※投資開始年齢と積立額についての詳しい数字はこちらの記事を参照

 

dollars-lab.hateblo.jp

 

 生活防衛費と捻出可能投資額のせめぎ合い

 

私は運良く、投資を始める段階で130万円の銀行預金がありました。

この130万円を生活防衛費(何か不測の事態に直面しても最低2~3ヶ月は収入無しで生き延びることができる金額ライン)と定めることができたのです。

 

生活防衛費さえ確保できれば、会社から給料をいただいたその瞬間から手元に現金を残す必要がありませんので、以下の式が成り立つと考えました。

 

 給料 - 生活必要費 = 投資可能金額

 

ここまで考えついたのは良かったです。今までほとんど使ったことのない脳みそでよく思いついたと、過去の自分を褒めるべきですらあるかもしれません。

しかし、人間(私は特にそうかもしれませんが)とは欲に弱い生き物でして、手元にお金があるとついつい無駄な出費をしてしまいがちです。

 

上記で算出された投資可能金額を全額しっかり投資に回すことは、よほどのメンタリティを持っていないと達成し得ない境地であります。

 

PDCAサイクルという言葉をご存知でしょうか?

 

 PDCAサイクル

生産技術における品質管理などの継続的改善手法。 Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。

私は、投資金額を増やすために自分自身の生活に対してPDCAサイクルを回し続けました。2ヶ月間ほど。

 

そして辿り着いた答えが、これまたやっぱりと言いますか結局と言うべきか、つまるところ「給料をもらった時点で10万円を証券口座にブチ込む」という単純明快なものでした。

 

あれです。みなさんご存知の本多静六先生の手法です。

 

 やっぱりこれだ、天引き法

私の財産告白

私の財産告白

  • 作者:本多静六
  • 出版社/メーカー: パンローリング株式会社
  • メディア: Kindle版
 

 

 

 給料 - 投資額(100,000) = 生活必要費

 

私も本多静六先生にならって、自分の財産を告白しますか。

生活防衛費として130万円の預金があることは告白しました。

気になる手取りですが、17万8千円です。

 

上記の式に当てはめると

178,000 - 100,000 = 78,000

となり、私は1ヶ月の生活を7万8千円で成立させれば良い訳です。

 

実際にこの金額で生活してみて3ヶ月ほど経ちますが、意外なことにそこまで苦労は感じません。

家賃なり光熱費なりの必要な出費を済ませると、手元に残るのはせいぜい1万3千円ほどなので、これがいわゆる私のお小遣いになります。

 

みなさん、高校生の時のお小遣いって月々いくらでした?

私は5,000円でした。

よくよく考えたら、5,000円で生活するのめっちゃ凄くないですか?

それを考えると社会人のお小遣い2万円とか3万円ってかなり豪遊できますよね。

いやもちろん、大人の付き合いとかも色々あって5,000円で毎月生きている高校生の世界観と一緒にすんなって話だとは思いますが、それにしたってちょっと贅沢しすぎですよお兄さんお姉さん。

 

私はかつての高校時代を思い出しながら、1万3千円でできるちょっとした贅沢みたいなものに幸せを感じられるようになりたいです。

そもそも毎月しっかり10万円投資できているだけで儲けもんだと思っているので、これは私にとってプラスサムゲームでしかないちょっとしたズルですが(笑)

 

 

 まとめ

まとめという程でもないですが、天引き法の右に出る資金作りの裏技は無いんじゃないかと思わされます。

 

昇給や副収入の力を得て、毎月少しずつでも入金力を高めたいですね。

 

何も私のように10万円に拘る必要はありません。

本多静六先生は「給料の4分の1を天引け」とおっしゃっています。

自分の目標に見合った天引き額を模索してみましょう。

 

 

 

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株価下落という悪魔の囁きから自分のポートフォリオを守るために

 

我々S&P500インデックス長期投資家にとって、米国株価下落は言ってしまえばバーゲンセールのようなものです。

 

過去200年を見れば20年で約4倍となるペースで米国株式市場の価値は推移しているので、「永久保有」を掲げて投資にあたっている人からすれば、約束された倍々ゲームのボーナスステージにいるようなものでしょう。

 

しかし、そんな時にこそ足元をすくわれてしまうのが人間の常というものではないでしょうか。

 

この期にS&P500に連動した商品を購入するのはもちろん妙手です。ただ反対に、このバーゲンセールをS&P500以外にも適応されるかのごとく、よく分からない個別株やETFに手を出してしまうのは悪手と言う他ありません。

 

普段から、「S&P500に重きを置きつつ他の個別株やETF等にも挑戦する」というスタンスで投資活動をされているなら結構ですが、「S&P500の長期成長を確信してポートフォリオを作る」という初期に掲げた信念を曲げてしまうようでは感心できません。

 

私のように投資にかけられる資金が少ないならなおさらです。

 

今回はそんな悪魔の囁きに耳を貸さず初心を思い出すために、名だたる投資家達のS&P500インデックス投資の重要性を説いた言葉を一緒に見ていきましょう。

 

 ジョン・ボーグル

 

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人はみな、自分を「新たな地動説提唱者」であると思い込みがちである。

 

我々のような「大部分の投資家」は、自分が思っている以上に投資に取り組む時間も、心構えも、精神的な備えもない、とおっしゃっています。

 

そしてまた「大部分の投資家」は、自らの予見能力を主張するばかりか、市場の特定のセクターは広範なインデックスを大幅にアウトパフォームすると確信してしまいがちです。

 

S&P500という道をあえて逸れることでリターンを増大させようとするのでしょうが、くり返し訪れる下落と急騰という誘惑に断固として抗うべきであると。

 

 ベンジャミン・グレアム

 

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満足いく投資結果を達成することは、ほとんどの人々が考えているよりも容易である。しかし、ズバ抜けた結果を達成することはほぼ無理である。

 

野心を抑え、一般的な防衛投資という安全かつ狭い枠内で行動している限り、勇気や知識、判断、経験といった資質を自らの計画に持ち込む必要などないのである……だそうです。

 

そりゃそうです。この200年でS&P500の市場価値は4倍に膨れ上がっているのですから、S&P500インデックスに連動した商品(コストが低いことは大前提)を保有していれば、暴落一点張りの度胸なんてものはそもそも必要無いのです。

 

 まとめ

 

今回挙げた両名における残した言葉や実績などについて、私よりも皆さんのほうが詳しいことは重々承知です。

 

それでもやはり人間というのは初心を忘れてしまいがち。どうしようもない生き物です。

 

私が言わなければならないのは、それだけです。

 

 

 

 

 

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投資で大事なのは入金力でも継続力でもない

 

投資で大事なのは入金力でも継続力でもありません。

では何が正解かと言いますと、その答えは「健康」です。

 

元も子もないような話かとは思いますが、健康でなけれなお金を稼ぐこともできません。
お金を稼ぐことが出来なければ株式投資へ入金できません。
株式投資へ入金できなければ投資を継続することもできません。

 

健康第一とは良く言ったもので、物事を行うにあたって健康であることは大前提なのです。

 

とは言うものの、日々の生活に運動を取り入れることはそんなに簡単じゃありません。
私なんかは、大学を卒業したあと2年間まったく汗をかくことがない期間があり、若くして健康診断で高血圧と高コレステロールのやばいおっさん認定を受けました。

 

元からある程度は運動する習慣があったのでそこから通常の状態に戻すことはあまり難しくなかったのですが、世の中の人が全員そうという訳ではありません。


このブログをご覧になってくださる方は、投資をしたい!お金が欲しい!という方が大半かと思います。
少しでもお金になるようなことをしながら運動する方法をいくつかご紹介します。

 

 楽天チェックに掲載されている店舗までランニング

 

楽天チェックというアプリはご存知でしょうか?


アプリ内で楽天が提携している店舗の指定された場所に行き、その場所でスマホのGPS認証を行うと楽天ポイントが貰えるというものです。
ローソンや書店が提携店として多いようです。

 

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私は幸運なことに2.8km先に提携しているローソンがありました。
そしてそのローソンの裏には、バスケットボールのストリートコートがあるのです。

 

家からランニングでローソンまで行き、飲み物を買うついでにポイントをゲット。
その足でストリートコートに行き、バスケの練習をする。喉が乾いたらさっき買った飲み物を飲む。
また走って家まで帰る。

 

という最強のサイクルを回せています。
これはあまりにも幸運なパターンかと思いますが、みなさんの周りにも楽天チェックが活かせる店舗があるかもしれません。
一度は探してみることをオススメします。

 

 ウーバーイーツの配達バイト

 

最近なにかと話題のウーバーイーツ。
私は最初に聞いた時に、ウーバーワールドの兄弟グループか何かと思っていました。

 

ウーバーイーツだけではないのですが、「働く時間を自由に決められて、自転車での配達ができる」ことがお金を稼ぎながら運動できる条件です。
その条件に最も適合しているのがウーバーイーツなのかなと思います。

 

欠点としましては


・働く時間が自由なのでサボりがち
・田舎ではまだ展開していない


この2点でしょうか。

 

1点目は入金力を高め、かつ健康増進という目的をしっかり意識して頑張るしかありません。


株式投資への意欲の高さが試されます。
ただし、本業で疲れているのに無理をしてウーバーイーツのシフトを入れたりはしないように。
あくまで自分の体と相談しながら、可能な範囲で行うことです。
ウーバーイーツのバイトばっかりやってて結局本業を休んでしまったり、事故を起こして入院したりしたら本末転倒ですからね。

 

2点目は個人の力ではどうしようもありません。


「都会は家賃が高い代わりに割の良いバイトがあるんだろう。田舎は家賃が安い代わりにのんびりしてられるぞ」


くらいの心持ちで、ウーバーイーツが自分の住んでいる所に展開されるまで待つしかありません。

 

 肉体労働の仕事を本業に

 

なんだかんだこれが最適解な気がします。
同じ時間労働するのであれば、デスクワークと肉体労働なら肉体労働を選択して余暇を投資の勉強に充てるという使い方も出来ます。

 

現在の自分の状況を考えてどうしても運動の時間が取れない(介護や子育てなど)ようであれば、そうした転職も視野に入れて良いのかもしれません。

 

ちなみに私は下水・上水・河川・工場排水等の管理及び水質分析員として働いているのですが、これがデスクワークと肉体労働のバランスが程よく、必要以上に疲労することもなく上手く働けています。

 

このブログを読んでくださる方からのリクエスト等があれば、私の仕事を詳しく書いた記事を掲載してみても良いかもしれないと考えています。

 

 まとめ

 

楽天経済圏で生活している方は楽天チェック。
都会の方はウーバーイーツ。
余暇で運動できない方は肉体労働への転職。

 

投資を続けていくとより多くの資金を投入したいと思うのは当然のことです。
入金力に大きく影響する訳ではないですが、継続的に安定した入金を実現するためにも健康には気を配りましょう。

 

 

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S&P500におけるETFバブル崩壊を考えてみる

 

資産形成にあたり、S&P500に連動した投資信託やETFを購入するのが最適解に最も近い方法であることは周知の事実かと思われます。

しかし、こうもS&P500連動の金融商品が推奨されているのを見て

「みんながS&P500ETFを買い出したらそれこそバブルが起きるのでは?」

と考える方もいらっしゃるかと思います。私もその一人です。

 

今回はそんな疑問を解消するために検証してみました。

 

 米国の主要なS&P500ETFと日本のS&P500市場金額

 主要なS&P500ETFであるSPY,IVV,VOOをそれぞれ見ていきましょう。

 

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最も若いETFであるにも関わらずその経費率の低さから、VOOが圧倒的な人気を博していることが伺えます。

 

そして日本のS&P500市場金額ですが、

約130億円 = $0.11Billion

 と言われております。

※詳細なデータは拾えませんでした。訂正等あればご教授願います……(汗)

 主要なS&P500ETFと日本S&P500市場金額を合算する

 SPY,IVV,VOO,日本のS&P500市場金額を合計すると以下のようになりました。

 

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こうしてみると日本のS&P500市場リテラシーの低さが浮き彫りになりますね。

 

加えて、S&P500の運用総額に対してS&P500ETFの運用総額の割合を見てみると以下のようになります。

 

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この事実は意外でした。これだけETFが流行っている中でもS&P500の中での割合はたったの3.8%でしかないのですね。

 

 日本でS&P500がタピオカ並に流行り出したとしたら

ここからが本題ですが、日本でS&P500連動ETFが大流行を見せたらどうなるでしょう。

まずは日本の投資状況を調べてみました。

 

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日本証券業協会が発表した「平成27年(2015年)度 証券投資に関する全国調査」によると、金融商品別保有率は株が13%、投資信託が9%でした。

この数字から日本の投資人口を割り出すために日本の総人口を調べました。

 

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日本の総人口は平成29年時点で126,706,000人であることが分かりました。

 

126,706,000人の中の22%(株保有人口13% + 投資信託保有人口9%)を日本の投資人口とすると

27,875,320人が現在、日本で(積極運用・消極運用に関わらず)投資活動を行っている人数ということになります。

 

日本でS&P500が大流行して、この投資人口がどれだけ増え、投資総額がどこまで伸びるかについてですが、流行の基準をタピオカに例えてみます。

タピオカ好き = 15~30歳の女性

と定義します。

15~30歳の女性の人口を割り出します。

 

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これによると15~30歳の女性の人口は各年代おおよそ60万人といったところのようです。

 600,000人 × 15年代 = 9,000,000人

9,000,000人がコンテンツに流入したら大流行と謳っても良いと定義します。

 

つまるところ、S&P500が流行するということは

現在の投資人口 27,875,320人 + 予想流入人口 9,000,000人 = 36,875,320人

投資人口が36,875,320人まで伸びることになります。

 

日本投資人口に9,000,000人が流入する = 日本個人金融資産総額の7.1%がS&P500へ流入する

このように考えることができ、さきほどの表に適用すると

 

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日本でのS&P500の運用総額は$0.11Trillionまで増加すると予想されます。

 

 まとめ

 

日本でS&P500ETFが大流行したとしても、米国でのS&P500運用総額$28.00Trillionに対してたったの$0.11Trillionの増加にしかならないということが分かりました。

 

このことから

 

S&P500ETFの占める割合はS&P500の運用総額に対して極小なので、ETFの流行がバブル崩壊の要因にはなり得ない。

 

と言えるでしょう。

 

明日からも安心してS&P500に積立投資していきましょう。

 

 

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私の経験した3つの機会損失

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株式投資に限らず、あらゆる物事について「準備不足のために大きなチャンスを逃す」ということは起こります。

少しだけ私個人に起きた出来事を書かせてください。

 

みなさんはKAT-TUNというアイドルを知っていますか?
私は彼らが大好きなのですが、彼らが番組の撮影で私の家のすぐそばまで来たことがあったのです。


一般人である私には当然、その日KAT-TUNが山形県でロケをするなどという情報は一切入ってきませんでした。


24歳の夏。土曜日でした。
いつものように、前日深夜3時頃までネットの友達とゲームにいそしんでいた私。
布団に入ったのは4時を回っていたでしょうか。
明日の朝うまく起きれたらランニングにいこう。
ぼんやりとそんなことを考えながら床に就きました。


目を覚ましてみれば案の定、昼の12時を回ろうとしているところです。
あー、起きれなかったか。じゃあゲームしよ。
そんな事を思いながらパソコンに向かい、昨日の友達を誘うのでした。

 

時は過ぎ、3週間が経ちました。
その日もゲームをしながら意味もなくつけていたテレビに、亀梨和也が映っていました。
今日の亀梨もかっこいいな。そんな寝ぼけた事を考えながらゲーム画面に目を戻そうとしたその時です。
いつものランニングコースのその道にKAT-TUNが立っていたのです。


番組に釘付けになりながら、自分のやらかした事の重大さに気付いていきます。コントローラーを持つ手が、いつのまにか冷や汗でびっしょりになっていることには気付いていません。

 

あの日の前日に夜更かしせずにちゃんとランニングに行っていれば、憧れのKAT-TUNに会うことも夢では無かったでしょう。


夜更かししていたとしても自分を奮い立たせて走りに行っていれば、「これ赤西とお揃いのスウェットだよ!」とKAT-TUNに伝えられたかもしれません。
たとえ寝坊してもあの場所にさえ行っていれば、KAT-TUNの後ろ姿くらいは見られたかもしれません。

 

このように、失われた機会というのはどうあがいても絶対に戻ってくることはないのです。
私はその日以降、絶対的に規則的な生活をするよう心に決めながら今日まで生きています。

 

話が長くなりましたが、こうした機会損失というのは株にも当てはまります。
この記事では私の経験した大きな機会損失を3つご紹介したいと思います。

 

 機会損失その1

 20歳の時に株に手を付けようとしたが、親に反対された

 

書き方が悪いですね。
いかにも反対した親が悪いように見える書き方ですが、結局はそこを押し切ったり説得しようとせず、口座を開設しようとしなかった自分が悪いのです。

 

大学2年生の頃に、株に精通している先生の授業を採っていました。
その授業ではジェレミー・シーゲルやジェシー・リバモア、ウォーレン・バフェットなどの名だたる投資家達の名前が出てきていたのを今更になって思い出せます。

 

真面目に授業を聞いていた訳ではないですが漠然とお金が欲しいと思っていた私は、軽い気持ちで株を始めようとしたのでしょう。

 

授業で中で未成年は自分一人の手では証券口座を開設出来ないと言っていたのを聞いて、まだ19歳だった私は親に株を始めたい旨のメールを送ったのでした。
夕食を食べたあとに携帯を確認すると親から返信のメールが届いていました。

 

「目を覚ませ」

 

この一文だけが送られてきたことを鮮明に覚えています。
親から恐怖による支配を受けていた当時の私はそこで、自分には株は無理なのだと勝手に悟って次の日からは株のことなど忘れて遊び呆けているのでした。

 

これが1つ目の機会損失です。
損失期間としては20歳→27歳の7年間、米国株S&P500に投資出来なかったことになります。

 

 機会損失その2

 結婚により氏名と住所が変わり、手続きの面倒さで証券口座開設を断念

 

株式投資を始めるには最低でも銀行口座と証券口座が必要です。
銀行口座から証券口座へお金を送って、それを元に証券口座から投資先へお金をつぎ込む訳ですね。

 

ただ、現在ではこのいずれの口座を開設するのにも


①身分証明書
②マイナンバーカード
そして場合によっては
③戸籍謄本


がそれぞれ必要になります。

 

当時の私の状況としては、銀行口座を持っているが結婚によって氏名と住所が変更になったため、各様式の内容をそれぞれ更新しなければならない、というものでした。

 

世の結婚している女性ならその多くが経験していると思いますが、自分の苗字が変わるというのはとてつもなく大変で膨大な手続きをこなす必要があるのです。

 

簡単に結論付けると、単に心が折れてしまったんですよね。
ありとあらゆる書類や証明書を更新しなくてはならなく、とりあえず必要最低限のものだけ更新して、あとは必要に応じてやっていこうという考えに至ってしまったのでした。
そしてその必要最低限と考えていた中に、証券口座は入っていなかったという訳です。

 

実は結婚以前に楽天証券で口座の申込みだけは済ませていたのですが、結局マイナンバーカードが必要なので面倒さが勝ってしまい口座開設がSTOPしていました。

 

これが2つ目の機会損失です。
損失期間としては24歳→27歳の3年間、米国株S&P500に投資出来なかったことになります。

 

 機会損失その3

 初めて投資に触れた日に消費税が上がった

紆余曲折を経て、ようやく株式投資着手へたどり着いたのは2019年10月1日でした。
日本はこの日、消費税率8→10%の渦中にありました。
多くの国民が消費を抑えようと心に決めた日。
そんな日に私はやっとの思いで、S&P500の積立投資を始めるに至りました。

 

消費税が上がると、投資にかかる手数料も増えるそうです。


私は増税後に投資を始めることになったので実際にはそのダメージを肌で感じることはありませんでしたが、増税以前、もっと言えば5%や3%の時代から投資を継続している人にとっては、あまりに大きな差だと言えるのでしょう。

 

これが3つ目の機会損失です。
消費税が上がる前から投資を始めることができていれば、同じ投資額でもより多くの利益を獲得できていました。

 

 まとめ

こうした機会損失は何も私だけに起こることではありません。
様々なケースがあるでしょうが、大なり小なり誰しもが株式投資に対しての機会損失を経験しているはずです(それが本人にとって無自覚の水面下だとしても)。
その機会損失にいち早く気付き次の機会を損失しないためにも、今すぐ実行に移すことが大事なのです。

 

早期に決断し、株式投資を実行することの有用性はこちらの記事でも紹介しています。

 

 

dollars-lab.hateblo.jp

 

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米国株が導く宝の地図

 

 

世の偉大な投資家達は、口を揃えて「投資を始めるなら早いに越したことは無い」と言ったそうです。

 

それもそのはず。60歳で仕事を辞めたとします。
その時点で1億円の資産価値を保有する条件として「22歳の時点から毎月7万円を米国株式につぎ込む」必要があるからです。

 

私は現在27歳。
この私が今日から同じ条件で投資を始めたとするならば、毎月11万円を投資につぎ込まなければ60歳の時点で1億円を保有することは難しいのです。
私の安月給では毎月11万円なんてとても無理なのです。
もっと早く投資を始めていれば良かったと自戒の念を込めて、この記事を書いているところです。

 

一体どういうことなのか。以下でその仕組みを解説します。
これから22歳になる人へ向けて。5年前の22歳の自分へ向けて。

 

 株式投資における宝の地図

 

株式投資を学ぶにおいて、ジェレミー・シーゲル先生の名を知っておかなければなりません。
彼は米国株式200年の歴史を紐解き、その変動をデータ化し「長期投資において米国株式を保有しておけば超高確率で報われる」ことを示しました。
我々のような株式投資noobにとっての金言であり、その言葉が示された宝の地図が以下です。

 

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この宝の地図から分かることは、Stocks(米国株式)に投資すればするだけ価値が倍々に膨れ上がっていくということです。

そして、その事実と併せて同様に重要なことが「長期保有(20年以上)しなければ意味が無い」ということ。

 

皆さんはリーマンショックという言葉をご存知でしょうか。
昨日まで株のことなんて考えたことのなかったこの私でさえその意味までは分からずとも言葉は知っているくらいですから、聡明な皆さんなら当然知っているんだと思います。

株式市場というものは、どうやら往々にしてこうしたリーマンショックのような前人未到の大暴落が稀に良くあるものらしいのです。

 

それもそのはず、世界経済には好景気と景気後退のサイクルが存在しています。
そのサイクルは10年以上であることが多く、短期的な投資を実施している投資家はこういった大暴落にビビってしまって、「明日はもっと暴落するかもしれない。まだ少しでも価値が残ってるうちに保有してる分を売ってしまおう」と考えてその資産を手放してしまいがちです。


果ては、一度こうした大暴落で資産マイナスの状態を経験してしまうと株は恐ろしいものと捉えてしまい、株式投資のステージから引退してしまうことも少なくないようです。

 

しかし、ジェレミー・シーゲル先生の教えを忠実に守り長期投資を実施するにおいては、大暴落など取るに足らない些細な出来事なのです。

 

好景気と不況のサイクルは10年以上と書きました。ジェシー・リバモアという世界恐慌の引き金を作ったと言われる投資家も言っています。

 

つまり20年以上の保有を前提とする長期投資の場合、その20年の間で必ず一度は好景気と大恐慌を経験するのです。
そして大暴落の後には必ず景気回復が来ると信じて、馬鹿の一つ覚えのように毎月(もしくは毎日)米国株に投資するのです。
そうして60歳になった頃には、馬鹿みたいに積み立てて保有し続けた米国株式の総額が1億円になっているはずです。

 

という、この「株価が上がろうが下がろうが、毎月(もしくは毎日)一定額を馬鹿の一つ覚えで米国株に投資する」根性といいますか勇気といいますか、はたまた度胸のようなものが備わっているかどうかなのです。

 

 投資を早い段階で始めることの意味

 

では、実際に投資を早く始めることで、どれだけの効果があるのかシミュレーションしてみましょう。

 

20年以上の長期投資を行う前提でいますので投資先は株式とし、そのリターンを5.0%と仮定します。
なぜ5.0%なのかですが、米国株式市場への配当再投資条件では、200年以上に渡りリターンが年間6.7%、米国だけではなく全世界の株式への投資であれば、約100年間に渡りリターンが5.2%であったということがジェレミー・シーゲル先生により示されたからです。

 

以下の表は20歳から50歳の間に投資を始めるとして、60歳で1億円を達成するのに必要な投資額を示しています。

 

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ご覧のように、「若くして投資を始めた方が、より少ない月々の投資で1億円にたどり着ける」ことが分かると思います。


20歳で投資を始めたケースと40歳で投資を始めたケースとを比較してみると、60歳時点で1億円を保有するのに必要な総投資額が20歳では3320万円、40歳では6060万円とほぼ2倍違います。
これが複利による効果です。

 

投資開始年齢が遅くなればなるほど、必要投資額が大きくなることが分かります。
世の成功を収めた投資家達が口を揃えて「投資を始めるなら早いに越したことは無い」と言うのは、この事実を知っているからです。

 

 まとめ

 

いかがでしたでしょうか。
私はこの長期投資の約束された成功の事実を知ったのが26歳の頃でした。
いざ投資を始めようと口座開設をしている間に27歳の誕生日を迎えてしまい、ようやく長期投資の第一歩を踏み出したのが2019年10月1日でした。


世はまさに消費税率8→10%に右往左往していたその瞬間、私はS&P500の積立を始めたのです。

 

すぐに報われることはありませんが、長期で見れば99%以上の確率でリターンが見込めると数々のデータが証明しているのが米国株式への長期投資なのです。


だからこそ、私のようにその事実に気づくのに遅れることなく、今この瞬間から長期投資へのスタート地点へ足を置くことが大事なのです。

 

 

 

株式投資 第4版

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